ダイアモンドバックとは?

ダイアモンドバック(Diamondback Toolbelts)は、1992年にアメリカで設立された腰袋・ツールベルト・ツールベストの専門メーカーです。職人たちの声を反映させた設計を行い、快適性と耐久性を兼ね備えた製品を展開しています。大工、電気工、設備工など、幅広い職種のプロフェッショナルから信頼されています。長時間の使用にも耐える設計が特徴です。
DiamondBackの本サイトに掲載されている標語ですが、「We believe tradespeople are the backbone of our communities.」=「私たちは職人が地域社会を支えていると考えている」という内容です。DiamondBack社は、職人さんが社会的に必要不可欠なものと考え、職人さんたちが「安全」に「長く」仕事をするための最高の装備とサポートを提供することをフィロソフィー(会社としての哲学)としています。
ダイアモンドバックのツールシステムの特徴

ダイアモンドバックのツールシステムは、ツールベルト と ツールベスト に対して、ポーチ(腰袋・工具差し)をを組み合わせて使用できるモジュール設計が特徴です。ポーチの付け替えには、若干のコツがいりますが外付け固定ができます。基本スタイルはベルト・ベストともに、左右に1個ずつポーチを取り付けた形になります。追加でアクセサリ等を取り付けることができます。作業内容や用途によって取り付けるポーチを付け替えることで効率的な作業を可能にします。
高品質な素材と設計
- 高強度のナイロン(軍用ナイロン 1000D)を使用し、軽量かつ耐摩耗性に優れた素材。
- 各ポケットは工具の形状や使用頻度に応じた工夫された配置。
- 快適なベルトシステムにより、腰への負担を最小限に抑えつつ、長時間の作業が可能です。
モジュラー設計
- ダイアモンドバックはモジュール式で、カスタマイズ可能です。作業内容に合わせてポーチやツールホルダーを付け替えできるため、ユーザーの業種や作業内容に最適な構成を作ることが可能です。
安全性の向上
- 腰袋の配置やデザインは、体の動きを妨げないよう設計されており、作業時の事故リスクを軽減。
- 工具を取り出しやすく、素早く作業ができるため、作業効率と安全性が高まります。
ダイアモンドバックのツールシステムのメリット
優れた耐久性と5年の修理・交換保証
軍用ナイロンと頑丈な縫製によって、長期間にわたる使用が可能です。厳しい作業環境でも耐えうる設計です。
また、公認販売店でご購入いただくと、ツールシステム製品は5年の修理または、交換が可能な保証に加入いただけます。ご購入店舗での納品書やレシートがあれば、無料で登録が可能です。
身体への負担軽減と快適性

ダイアモンドバックは、身体への負荷を分散させるための製品がベースになっているため、ベルト・ベストいずれも付けるポーチは左右に1つずつになっています。ベルトは背中側、ベストは胸、背中側にアクセサリの取付ポイントがございます。

ベルトには、サスペンダーのオプションもございますので、腰に負担がかからないようご購入いただける方も道具屋には多いです。
柔軟なカスタマイズ
ベストとベルトの選択だけでなく、10種以上のポーチから必要なポーチを2つ選ぶ必要があります。また、すべてのポーチにブラック、レンジャーグリーンのカラーバリエーションと右用、左用の選択が可能になります。下画像はランゲルポーチのバリエーションです。


それらに加えて、アクセサリー類を追加することができ、設置可能なスペースに対して豊富なカスタムパーツがあるので悩ましいところです・・・。
ダイアモンドバックのツールシステムのデメリット(忖度無し)
価格が高い
道具屋としてダイアモンドバックを販売する立場にありますが、シンプルに高いです。
ツールベルトにポーチ×2、アクセサリーを2個付ける場合、最低でも10万円以上を予算として考える必要があります。
日本で人気のKNICKSの腰道具のように無限に成長し、投資し続けるタイプではないのですが、初期投資としての金額はかなり高くつくツールシステムにはなります。
カスタマイズの難しさ
メリットとして柔軟なカスタマイズが可能と説明しましたが、公認販売店でしか取り扱っていないため、実物を見て試着することが難しいです。価格が高いからこそ実物をみて決めるのが大事なのですが、何しろ置いているお店が少ない!
関東圏であれば、おすすめは松戸道具屋になります。道具屋も一部店舗が公認販売店となっていますが、道具屋の中でDiamondbackの在庫が一番多いのが松戸道具屋です。
お近くの公認販売店をお探しの方はこちらからご確認いただけます。
電気屋優tuber様(@denkiyayutuber)に松戸道具屋にご来店いただいた際、DiamondBackのご紹介いたしました。ベスト・ベルト・ポーチ・アクセサリーのほとんどを在庫していますので、気になっている方や試着してみたいという方松戸道具屋をおススメします。
ベストとベルトどちらを選ぶべきか?
ベストを選択される場合、夏場の空調服を使用する現場だと相性が悪いです。ですので、ベルトタイプを選択した方がどの現場でも使いやすいです。また、金額面もベストが約4万5千円でベルトは約3万円になるので、始めるのであればベルトタイプが安定です。
ベルトタイプはサスペンダー込みで購入すると、ベストと金額的にも同じ程度になります。
ベストタイプの選択




ベストタイプは、「ブラック」「グレー」ハイビスタイプの「イエロー」「オレンジ」があます。基本的な仕様は同じなので、好みのカラーで問題ないです。ハイビスタイプは「ブラック」「グレー」より、少し高い金額になっています。
胸囲 | 身丈※ | ウエスト | 製品重さ | |
XS/S | 76~91cm | 44~47cm | 76~91cm | 約750g |
M/L | 89〜114cm | 約47〜50cm | 89〜114cm | 約800g |
XL | 111〜140cm | 約50〜53cm | 111〜140cm | 約850g |
ベルトタイプの選択

ベルトは、以前は4インチ・6インチのツールベルトは人気でしたが、2024年に発売された「テンポベルト」が4インチの細さに背面のバッグで高いクッション性を持っているので実質上位互換に近いです。ですので、今現在はテンポベルトをおススメします。
長さ | ベルト(ウェビング巾 | フック&ループ取付用ベルト巾 | 胴当てパッド巾 | |
XS/S | 73~85cm | 38mm | 52mm | 90~100mm |
M/L | 86~100cm | 38mm | 52mm | 90~100mm |
XL | 101~121cm | 38mm | 52mm | 190~100mm |
さいごに
ダイアモンドバックを購入する際に大切なのは、長期的なコスト感を考えてから購入することです。
正規販売店でのご購入の場合、5年の修理・交換保証に登録できることを考えると、1225日(休日祝日を除く)は安心して使える期間ですし、それ以降も壊れなければ使えるため、長期的にみるとコストに見合った活躍が期待できると思います。
また、後悔しない購入のためにも試着をおススメしています。関東圏であれば「松戸道具屋」であれば商品揃っていますので、ご来店お待ちしております。
\ 東京・神奈川・埼玉・千葉に16店舗展開 /
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